きょう,物理学会誌12月号がとどいた。
どうも今月は湯浅年子博士生誕100周年だそうだ。
博士は日本初の女性Nuclear Physicistで,戦前に研究者となった人である。
当時の原子核物理は,今でいうParticle Physicsである。
戦前に女性でこの業界に入っただけに,
いかに優秀だったか想像するまでもないだろう。
現在,ノーベル賞授賞式が行なわれているようだが,
Particle and Nuclear Physicsの黎明期で,
こういう日本人女性が活躍していたことも忘れないでいたいものだ。
なにか,初心に帰った気分である。